佐賀北高校が第89回の夏を制した。昨年の早実とは打って変わって、フィーバーも何も無かったが、選手は地味ながら試合は派手な、本当に素晴らしい優勝だった。
引き分け再試合を含む7試合に渡る熱闘。8日のオープニングゲームに佐賀北自らが勝利してから今日で15日目。最も初めから甲子園にいた男達が、最も後まで甲子園にいた。暑くて長い夏を、文字通り負けずに戦い抜いた。
今大会は、本当に長かった。雨による中止や延期が無かったにもかかわらず、私にはそう感じられた。見る場所を長野(5日)→東京(4日)→大阪(4日)→東京(2日)とコロコロ変えたためだろうか。長野などとうの昔の懐かしい記憶に感じられるのである。
今年は、正直殆ど見られなかった。球場に足を運ぶことも無かった。年々高校野球が疎遠な存在になっていくのを、感じずにはいられない。
来年は90回の記念大会を迎える。恐らくは出場枠が拡大され、今年よりも更に長い夏が展開されるだろうが、私も忙しくなり、見る機会は更に減るだろう。社会人とはそんなものだろうと思いながらも、少し淋しい気持ちにさせられるのである。
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